松坂牛まで通販で販売されるのか

少し古い考え方かもしれないが、松坂牛といえば牛肉の中でも憧れともいえるもののひとつであると思う。

その松坂牛を通販で取り扱うということは、一体どのようなことを意味するのだろうか。

好意的に考えるならば、流通コストを下げることにより、より多くの人に松坂牛のよさを理解してもらうとか、現在の冷蔵・冷凍技術の向上や、流通の発展により、通販でも味を損ねることなく販売することが出来るとか言えるのでしょう。

しかし、実際はどうなのでしょうか?普通に考えれば、通販という形式をとられると、本当に注文した通りの肉が来るのでしょうか。

電化製品やブランド品などであれば、場合によってはいわゆる鑑定に出すことで、本物かどうかわかるのであるが、このような生鮮食品であれば、鑑定に出しようもないと思われます。

加えて、流通過程での味の劣化の心配もあり、頼んで食べてみてまずかったとなれば、ブランドイメージも落ちると思われます。

このように考えてくると、殿様商売といわれようが、お高くとまっているといわれようが、ブランドイメージを保つためには、対面販売をするか、あるいは特定の業者、販売店にしか卸さないという方式をとるべきと思われます。

しかし、通販に踏み切った、いや踏み切らざるを得なかったとするならば、それは景気悪化による販売の縮小や、三田牛、佐賀牛等他にもブランド牛のライバルが出現したためにやっているとしか思えません。